本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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τ(タウ)になるまで待って / 森博嗣
 
 
【2006/05/07 16:01】
 
 

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私が読んだ森博嗣さんの本は、これが2作目になります。1作目はデビュー作である「すべてがFになる」で、確かに面白かったけど、なんか数学とか物理?とか、理系の知識のいる話で、正直、難しくてよくわかんなかったんです・・
で、それ以降、進んで読むことがなかったんですが、気にはなってたんですよね~☆
たまたま図書館で、この「τになるまで待って」を見つけて、ちょっと中を見たら、登場人物のトップが「超能力者」で、他にも「信者」だの「探偵」だの、いかにも怪しそうな肩書きな人々が並んでいて、これはちょっと面白そう?と思い、読んで見ました。

物語は、探偵の手伝いというバイトで、大学生3人が山奥の、怪しさ満点の屋敷にやってくるところから始まります。
その後はお約束で、その屋敷で殺人事件(しかも密室殺人!)が起こり、屋敷の扉は開かなくなってしまい、窓も開かず、中にいる人たちは閉じ込められてしまう・・。

いわゆる「吹雪の山荘」パターンではあるんですが、ここでは殺人事件は1件だけで、連続殺人にはなりません。

それどころか、窓を割ったことで、何とか携帯電話が使える状態になって、結構簡単に助けを呼び、警察もやってきて、中の人たちは屋敷から解放されてしまいます。

綾辻行人の「館シリーズ」を愛読している者としては、正直物足りないくらいですね・・

この話での謎はふたつ。

ひとつは、超能力者である屋敷の主が見せた、「異界」の謎。
まず、超能力者と、大学生の女の子のふたりが、ある部屋に先に入ります。その後で、残りのメンバーが同じ部屋に入るのですが、その部屋に先に入ったはずのふたりの姿はなく、また、先に入ったふたりの方からは、後から来たはずのメンバーの姿が見えません。
でも、声だけは聞こえる。
後から入った方のひとりが、机の上のペンを動かすと、先に入った方では、だれも触っていないペンが勝手に動く。
つまりは、先に入ったふたりは「異界」に行っていたのであって、だから声はするけれども姿が見えない・・。

そして、ふたつめの謎は「密室」の謎です。
その部屋は、まさに「異界」の現場になった部屋で、ひとつしかないドアには閂で鍵がかかっていて、そのドアから誰かが出入りすればすぐに分かる位置には、常に誰かがいた。
窓は、嵌め殺しのガラスがはまっていて、さらに鉄格子までついている。
そんな部屋の中で、絞殺された死体が発見されるのです。

もちろん、これらの謎は最後には解明されますが(しかもアッサリ)、実はこの話、犯人が誰だったのかまでは明らかにされないんです・・。

最後まで読んでも、結局、犯人も動機も分からず。
えー?!そんなんアリ!?みたいな。

この本は、シリーズの3作目にあたるんですが、私は1作目2作目を読んでいません。
それらもこんな感じなんでしょうか?

タイトルの「τになるまで待って」というのは、被害者が殺される直前まで聞いていたラジオドラマのタイトルなんですが、これについても、「だから何?」って感じで、特に何の説明もありませんでした。
これについては、多分シリーズを通しての謎なりメッセージなのでしょうから、まあ、いいんですけど・・。

犯人誰やねんっ!気になる~

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セントニコラスの、ダイヤモンドの靴 / 島田荘司
 
 
【2006/04/30 20:59】
 
 

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久々の、ブックレビューです♪
島田荘司先生の、御手洗シリーズの長編です!わ~い!久しぶりに新作を読みました!
どういうお話かと言うと、

教会のバザーの日の午後、突然に雨が降り出しました。
すると、あるおばあさんがその雨を見て突然倒れ、意識不明になってしまったのです。
そのおばあさんに付き添っていた、息子夫婦も、雨を見てめちゃくちゃうろたえた挙句、救急車で運ばれたおばあさんに付き添うことをしないで、その後教会の向かいの花壇に穴を掘る、という、訳の分からない行動に出たのです。

その話を聞いた御手洗は、「これは大事件だ」といい、すぐに推理を働かせます。

「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」というのは、そのおばあさんが先祖から受け継いだ宝物で(その先祖というのは、かの榎本武揚だったりします)、売れば十数億するという、大変な宝石です。

御手洗の推理に寄れば、この一家の一連の不思議な行動の理由は、おばあさんの孫であり、息子夫婦の娘である少女が誘拐され、その身代金として、「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」が要求されたためだ、ということでした。
実際にその推理どおり、少女は誘拐されていましたが、御手洗たちが駆けつけたときには、すでに無事に戻っていました。

ところが、肝心の「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」はといえば、鞄に入れて花壇に埋めていたのに、掘り出してみると、中身だけがなくなっていたのです。
その場所は人通りが多く、犯人がこっそり掘り出したとは考えられません。

犯人はどうやって、宝石を奪ったのか?
宝石は、一体何処へ行ってしまったのか?

これが、今回の物語の最大の謎です。

今回のお話は、ミステリーによくある、殺人事件はおこりません。
血腥いシーンは全くないので、とても読みやすいと思います。

鮮やかに謎を解く御手洗が、めちゃめちゃかっこいい!ので、是非読んでみてください!!

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クビシメロマンチスト / 西尾維新
 
 
【2006/03/05 21:12】
 
 

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なんだか、ここのレビュー登場率NO.1な気がする・・西尾維新。
それというのも、京極夏彦の新作が一向にでないからだッ!!

・・まあ、それはそれとして。

この「クビシメロマンチスト」は、戯言シリーズの2作目にあたるのですが、私はこれを飛ばして、先に「クビツリハイスクール」と「サイコロジカル」を読んでしまったわけで、なので、零崎人織(ぜろざき・ひとしき)くんのキャラを“人間失格の殺人鬼”として勝手にイメージしていました。
このシリーズでは必ず何人か人が殺されるので、その犯人が零崎人織で、そのあたりを中心にした話なんだろうな~と思っていました。

なので、まさか零崎といーちゃんが仲良くカラオケ行っちゃうとは、思っていませんでした☆

零崎くんって、結構イイ奴っぽい?みたいな。(でも殺人鬼。/汗)

今回の話は、まるっきりいーちゃんの物語でした。
登場するのは、いーちゃんと、いーちゃんの大学のクラスメイトたち。
殺されるのも、クラスメイト。

なんといっても、今回はレンアイがらみだったりします。
表紙の女の子、葵井巫女子(あおいい・みここ)ちゃんが、いーちゃんに片思いしちゃってるんですが、いーちゃんは全くそれに気付かない。(敢えて気付かなかっただけ、とも言える?後で、ホントは気付いてた、とか言ってたし。)
でも、いーちゃんは巫女子ちゃんには全く無関心(だって、いーちゃんには玖渚友ちゃんがいるから!)で、そのせいで事件が起こっちゃうのですが。

相変わらず、このシリーズの登場人物はみんな壊れちゃってますね~(^^;
最初、いーちゃんのクラスメイトたちは、まあ、比較的フツウの大学生?とか思ってたけど、結局は、やっぱりみんな壊れてたし。

そのそれぞれの壊れっぷりが、このシリーズの面白さなのかな?とか勝手に思ってみたりしています。


後は「ヒトクイマジカル」と「ネコソギラジカル」を残すのみ。
零崎くん結構気に入っちゃったんですが、また登場するかな~♪
楽しみです。

コレを読んで、「クビシメロマンチスト」を読んでみようかな~とか思った人も、思わなかった人も(苦笑)、是非一票入れてやって下サイ!→人気blogランキング参加中!!

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ダ・ヴィンチ・コード / ダン・ブラウン
 
 
【2006/02/26 20:41】
 
 

私はミステリはもっぱら国産派で、海外ミステリってほとんど読まないのですが、「ダ・ヴィンチ・コード」は話題になったし、めちゃめちゃ面白いって聞くし、今年映画にもなるし・・。ってことで、遅ればせながら読み始めました☆

・・ってゆっても、まだやっと上巻を読み終わったばっかし(汗)
めっちゃ遅いし(><)


確かに、面白いです!

物語の始まりは、ルーブル美術館の館長が、ルーブルの館内で殺されるところから始まります。
そして、その殺人の容疑をかけられる形で事件に巻き込まれるのが、主人公のロバート・ラングドンです。

実はこれって、ラングドン教授シリーズの第2作目とかなんですね~。
シリーズものやったんか!とか思いました☆

物語中、次々と謎が出てきます。
ひとつの謎を解くと、また次の謎が現れる。
その繰り返しで物語が進んでいきます。
しかも、殺人容疑をかけられて、警察から追われている、という緊迫した状況下で。

「ベストセラー小説の書き方」という本があるんですが、これは、まさにそこに書かれていた原則に、忠実に従っているなあ、って感じでした。


ただ、内容が難しいかも・・。(汗)
この物語での最大の謎は、殺人事件の犯人なんかではなく、千年にわたるキリスト教の謎です。
キリスト教の歴史やシオン修道会とか、色々語られますが、理解が追いつかず、しかも1回に読み進む量が少ないので、段々分からなくなってしまいました(^^;;


アクションシーンもあるし、映画化したら面白いと思いました!
5月公開ですね!楽しみ~♪
ラングドン教授はトム・ハンクスなんですね。んで、ジャン・レノが警部・・。私的にはこのキャスト、逆の方がいいなあ・・(^^)

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ザ・ジョーカー / 大沢在昌
 
 
【2006/02/05 22:56】
 
 

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大沢氏の「ザ・ジョーカー」を読み終えました。
感想を一言で言うと、“これぞ大沢在昌!な感じ”。・・わかりにく~(^^;

まさにハードボイルド!な作品でした。

連作短編集で、主人公は「ジョーカー」という名の、裏の世界の仕事人。殺し屋ではなく、仕事として殺しを引き受けることはしません。
着手金は、どんな内容の仕事であれ、一律百万円。
真っ当な手段では解決できないトラブルなどを請け負う、というものです。

イメージ的には・・「ゴルゴ13」みたいな?(・・って、ゴルゴ13読んだことないけど・・。)
主人公のジョーカーは、ホントに、男くさ~い感じのキャラですね。
無口だし、かっこつけだし、ちょっと古いタイプですね。
私としては、若干人間味に欠ける気がして、キャラとしては、「アルバイト探偵」の冴木親子や、「らんぼう」のイケ&ウラの方が好きかな。
ま、男の人は好きかもしれないですが。

この本のラストの物語の、ラストシーンは結構衝撃でしたね。
裏の世界を本にしたいというフリーライターの依頼で、十年前に引退した殺し屋を探す、というものですが・・・。
そのフリーライターというのが、若い女性なんですが、最後にはジョーカーの昔の彼女に殺されちゃうんですよ・・。
そして、その彼女を、ジョーカーが殺してしまう、という。
めっちゃ壮絶~!


最近、このジョーカーシリーズの2作目が出たようです。
また、機会があったら読んでみようかな~、と思っています。
(・・正直、続きがめっちゃ読みたい!とは思わなかったかな・・?)

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