本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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半島を出よ(上) / 村上隆
 
 
【2005/11/23 22:37】
 
 
今、読んでいます。

去年出た、村上隆氏の「半島を出よ」です。

私は、基本的には本は図書館で借りて読みます。
・・・じゃないと、1ヶ月の本代がいくらかかることか・・・
狭い部屋がすぐに本でいっぱいになりそうだし。

なので、新作とか、話題作だとかを読むのが世間よりもかなり遅れてしまいます(汗)「ダヴィンチ・コード」も予約してるけど、なかなか来ないし、この「半島を出よ」も、まだ手元には上巻しかないのです。

ということで、今はその上巻の終わりにさしかかった辺りです。

まず、ざっくりとあらすじをご紹介します。

舞台は2011年の日本、福岡です。
この2011年には、日本はえらいことになっています。
インフレと円安で国家の財政は破綻し、国民はとんでもない犠牲を払わされます。
預金封鎖に始まり、40%の財産税、消費税は17.5%、街には失業者やホームレスが溢れ、世界第二位の経済大国を言われた国は、見る影もなく、貧乏国になってしまいます。
アメリカに見捨てられ、アジアからは孤立して、もともと食料自給率が低い国なので、貧乏になってしまったために食糧の輸入ができずに食糧難の危機に陥っています。

ね?怖いでしょう。
しかもこれ、2011年っていったら6年後ですよ?
もちろん、小説なのでフィクションですが、あながちただの物語だから、と思えない辺りが一番怖いのです。

現在の国の借金は、760兆円を超えています。(参照;日本の借金時計)地方の分や、特殊法人のものも加えると、1000兆円はかる~く超えてしまうそうです。もう、金額が大きすぎて全くリアリティがないので、よく一般家庭に例えて説明されているのを目にします。

つまり。
小泉さん(仮)の家の収入は、年間で500万円です。でも、この家族は物凄い浪費家で、一年で850万円も使ってしまいます。つまり、この時点で350万円のマイナス。これは当然、借金でまかないます。
毎年こんなことをしていると、当然借金はどんどん増えていきます。
そして、今現在、7600万円もの借金を抱えているのです。
しかも、返済するメドは全くたっておらず、新しい借金をして、古い借金を返す、という自転車操業状態です。
これはもう、どう考えたって、その先には自己破産しかないでしょう。
というか、とっくに破産していておかしくないのです。

さらにいうと、例では支出が850万円(実際は85兆円)としましたが、これは「一般会計」と呼ばれるものの金額のみで、その他に「特別会計」といわれるものもあって、これが一般会計の何倍もあるのだそうです。
もう、とんでもないですね。

それでもまだ破産していないのは、これが一般家庭や一般企業ではなくて「国家」だからなのでしょう。
会社だったら、倒産してます。第一、こんな会社にお金を貸す銀行なんてないですからね。

私は経済については、勉強不足で全く詳しくはありません。
この先も、景気が良くなったりして、なんとか破産しないで持ちこたえるのかもしれません。
もちろん、そうなって欲しいです。
けれど、この「半島を出よ」に描かれているようなことになる可能性も、充分にある、と私は思います。


なんか、話がそれました(汗)
あらすじに戻します。

そんな悲惨な状況の日本に、更にえらいことが起こります。

プロ野球の開幕戦の日、北朝鮮の武装兵士が福岡ドームに乗り込んできて、観客を人質にドームを占拠してしまいます。
その後500人近い北朝鮮兵士が福岡に上陸し、福岡市を乗っ取ってしまうのです。
彼らは、表向きは北朝鮮の反乱軍とされていますが、実際はその後ろで「将軍様」がしっかり糸を引いています。
そして、そんな北朝鮮反乱軍に対して、日本は北朝鮮側が想定したとおりの対応をしてしまい、いわゆる「思うツボ」という状況になっていきます。

さて、どうなる、日本!?

・・・てとこまで、読みました。

この中で描かれている政治家だの、官僚だののお偉いさん方は、政権の維持と自身の保身しか考えていなくて、国民、特に福岡市民のことなんて、これっぽっちも考えません。
とっっても、現実的ですねえ・・・。

もしも、この小説のような事態になったとき、本当にこの通りに日本政府は動くんだろうな、と思います。


村上氏の本は、実は初めて読んだんです。
他の作品は読んでいないので、それらはどうか分かりませんが、この「半島を出よ」だけに限って言えば、最初、ちょっと読みにくいなあ、と思いました。
台詞が文章中に組み込まれている箇所が多くて、改行も少なめだし、なんか、ぎっしり詰まってるー!って感じで。
まあ、読み進むうちに慣れましたが。

今日辺りで、上巻は読み終わる予定です。
問題は、下巻がいつ手元に来るのかっちゅうことです☆
でもこれは結構気に入ったし、手元に置いておきたいな、と思うので、もう買っちゃおうかな、って感じです。

早く続きを読まないと、上巻の内容忘れちゃうし(^^;


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この記事に対するコメント
 
 

この本、某TAKさんがめちゃくちゃ面白かったって言ってたので時間が出来たら読みたいな~って思ってたの!!

にしても藍生ちゃん、国債の説明上手やね~☆よしぱんにもしっかり伝わったよ!!(一緒に経営学勉強してたハズなのに…)

村上龍は何冊か読んだけど、私も余り得意ではないな…。でもKYOKOってゆーのはそれまでの龍さんと全然違うテイストで、私のベスト1小説!!図書館でいっぱい余ってると思うので、是非一度読んでみて下さい♪

んじゃあ、がっつり応援するんで今度は続けてね~☆
【2005/11/24 00:52】 URL | よしぱん #- [ 編集]


言ってたねー。某TAKさん、今は福岡市民だしね。
まだ上巻やから、下巻でどう面白くなっていくか、って感じっす。「起承転結」で言えば、「承」までのところやから、物語の舞台が整ったところやわ。

「KYOKO」ね。ありがとう、今度読んでみる♪
また、オススメがあったら教えてくれ~☆

国債の説明は、結構受売りやで(^^; でも、褒めてくれてありがとっ

今まで読んだ本のネタも出していくから、とりあえずそれが尽きるまでは続けたいね。
応援よろしくう~(^^)/”
【2005/11/24 20:10】 URL | 藍生 #- [ 編集]

 
 
 
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