本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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六枚のとんかつ / 蘇部健一
 
 
【2005/12/21 22:01】
 
 
「驚天動地のアホバカ・トリック、ユーモアミステリの最終兵器!」

これが、この「六枚のとんかつ」の表紙に掲げられたキャッチコピーです。
講談社メフィスト賞の受賞作ということで読んでみたのですが・・。うーん、とっても評価が難しいかも・・。

内容は、保険調査員の私とその友人の推理作家である古藤が探偵役となって、誘拐や盗難、殺人などの事件を解決(?)する、というもので、15編の連作短編集になっています。

アリバイトリックとか、密室殺人とか、一応本格ミステリ定番のものが色々と入っているんですが、全部短編なので、なんだかクイズみたいな感じでした。

私はまだ読んだことないけど、「5分間ミステリ」とかってあるでしょう?なんか、それと似ているのかも~って思いました。

事件が起きて、その謎をふたりで何だかんだ言いながら解いていく。
時にはてんで的外れな推理を披露してみたり、時には結果的に正解だったものの、単に偶然上手くいっただけやんっというのもあったり。

内容的には、まあ、アホらしくはあります。
ただ、馬鹿馬鹿しさ加減でいうなら、断然「どすこい」の方が馬鹿馬鹿しくて下らない。

ミステリなので、トリックはどうか、というと・・。
「おお!そうだったのか!!」
という驚きは・・ない・・かな・・?
せいぜい「ふうん・・」ぐらい?

何か、結構ヒドイ評価かもしれないですね、我ながら(^^;
でも、じゃあ面白くないのかというと、そうでもないです。
中身のほとんどが会話になっているので、とてもテンポ良く、さくさく読めます。
積極的に、次作が楽しみ!とは言いませんが、暇つぶしに読む分には、充分楽しめるかな、と。

ちなみに、最後に収録されている「『ジョン・ディスクン・カーを読んだ男』を読んだ男」では、結局事件の謎は解明されないままで終わってしまっています・・。

事件の内容は、密室殺人でした。

ある児童公園の建物の中で、男が刺殺されます。
その建物は、子供が中に入っておままごとをしたりするための、コンクリートの小さな建物で、出入り口は直径40センチ位の丸い穴だけです。
何故これが密室になるのかというと、その殺人の容疑者が、体重が150キロある相撲取りだからです。
体重150キロの人間は、直径40センチの穴を通ることはできません。
かといって、殺害された状況が、実際に中に入らなければ犯行ができないと思われる状況だったのです。

では、相撲取りはどうやって、男を刺すことができたのか?

最後まで読んでも、この謎は解決しません。
「え~~っ」って感じです。

ネットで調べてみると、どうやら文庫版で改稿されていて、そっちでは解決編もちゃんとのっているそうです。
どうでもいいと思いつつ、やっぱり気になるので、そっちも読んでみることにします。

ハッ、これって作者の作戦勝ち?!


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