本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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スイス時計の謎 / 有栖川有栖
 
 
【2005/12/19 21:34】
 
 
エラリー・クイーンを模した有栖川氏の「国名シリーズ」は、本格ミステリですが、ミステリ初心者でもとても読みやすいものだと思います。
私自身、有栖川氏の本からミステリを読み始め、ついには京極堂に至るまでハマってしまいました。(^^;

ミステリの定番で、やっぱり中心は殺人事件になるのですが、事件そのものがエグくない、というか。
本格ミステリで起こる殺人事件って、やたらと猟奇的で、残酷だったりすることが多いんですよね。
でも、有栖川氏の本は、その辺割とさらっと読みやすいので、ミステリは普段読まない、という人でも楽しめるんじゃないかな~、と思います。

この「スイス時計の謎」は短編~中篇くらいのものが4作収録されています。

そもそも有栖川氏の作品には、大きく分けて2つのシリーズがあります。
「学生アリスシリーズ」と「作家アリスシリーズ」です。

「学生アリスシリーズ」では、作中の語り手として、英都大学推理小説研究会の有栖川有栖くんという大学生が登場します。探偵役は有栖の先輩である江神二郎くん。
事件は主に、推理小説研究会のメンバーを巻き込む形で起こります。
現在、長編で3作出ています。

「作家アリスシリーズ」では、語り手とて、推理小説家の有栖川有栖という人が出てきます。探偵役は有栖の学生時代からの友人で、現在英都大学社会学部の助教授として、犯罪社会学を研究している火村英生という人です。
火村は「臨床犯罪学者」として、実際に起きた事件をフィールドワークして研究しています。そのため警察ともつながりが深く、その推理力に期待されていたりします。
ことらは、長編中篇短編と13冊ほど出ているようです。

この2つのシリーズは、お互いがパラレルワールドになっているらしく、「学生アリス」が火村探偵の登場する推理小説を書いていて、「作家アリス」が江神探偵の登場する推理小説を書いている、という設定になっています。


私が有栖川氏のこの2つのシリーズが好きな理由のひとつとして、舞台がめちゃめちゃ身近だ、ということがあります。

というのも、両シリーズで登場する「英都大学」。
これは京都の私立大学である、となっていますが、これ、明らかに作者の出身校でもある、同志社大学がモデルなんです。(まあ、同大に社会学部はありませんが・・)
「学生アリス」の方には、当然大学の構内の様子が度々登場します。
学生会館の食堂とか、卒業生にとっては、とても懐かしいッって感じなんですね~☆

それに、「作家アリス」の有栖川氏が住んでいるのは、大阪市内の四天王寺近くのマンションですが、これがまた、私にとってめちゃめちゃ地元なのです。
事件も京阪神が中心で、良く目にする地名が度々出てきます。

なんか、そういうのって嬉しかったりするんですよね~♪

当然、登場人物のほとんどが関西弁。(探偵の江神と火村は標準語だけど)これも嬉しい♪

また、有栖川氏のミステリは、本格らしく、「密室殺人」とか「アリバイトリック」とか出てきますが、その解決がどれもとっても論理的なんです。読んでいて、凄く納得できる。
特にそのことを、この「スイス時計の謎」で感じます。

この「スイス時計の謎」は、経営コンサルタントの男性が殺された、という事件が発端となります。
現場の状況から、犯人は被害者のつけていたスイス製時計を持ち去ったらしいことが判明します。
その時計は特別なもので、同じものは被害者の学生時代の仲間4人しか持っていないものだった。
そこからその4人が容疑者になるのですが、火村助教授は、その4つの時計から、犯人が被害者から奪った時計を、極めて論理的に指摘し、それを持っていた人物を犯人と断定するのです。


有栖川氏の作品は、シリーズ以外のものもいくつかありますが、個人的には、多少当たり外れがあるかな~・・と思います。
ただ、この「国名シリーズ」はどれも面白いと思います。

関西在住の人、そして同志社出身の人には、オススメです☆


コレを読んで、「スイス時計の謎」を読んでみようかな~とか思った人は、是非一票入れてやって下サイ!→人気blogランキング参加中!!
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

 
 
 
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