本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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まよいマイマイ / 西尾維新
 
 
【2005/12/13 23:20】
 
 
今日は、まだ単行本で発売されていない、雑誌に掲載されていた作品をご紹介します。

掲載紙は講談社の「メフィスト」。
ミステリーを中心とした文芸誌です。年3回の発行なので、季刊誌・・でもないようですね。
主に、講談社ノベルスと関係の深い雑誌でもあります。

で、今回は島田荘司氏や森博嗣氏、西尾維新氏の読みきりや、二階堂黎人氏、竹本健治氏などの連載小説が掲載されています。
その中から、今回は西尾維新氏の「まよいマイマイ」について、書きたいと思います。

西尾氏の作品を読むのは、表紙のかわいさにつられて読んだ、デビュー作の「クビキリサイクル」以来の2作目になります。
今回の「まよいマイマイ」はどうやらシリーズの2作目らしく、前作を読んでいない私には、ちょっと?な部分もありましたが、読み進めるうちに、なんとな~く把握できました。

一人称の「僕」の視点で描かれていて、「僕」以外には女の子がたくさん(・・と言うほどでもないか?)出てきて、その女の子に「僕」がすごい毒舌を吐かれる、という物語のベースは、「クビキリサイクル」とよく似ていました。

でも、内容は大分違っていましたね。

「クビキリサイクル」は密室殺人だとかのミステリーでしたが、「まよいマイマイ」は、なんか“妖怪”がからんでいます。
若干、「京極かよっ」と突っ込んでしまった部分もありつつ・・。

物語は、主人公の「僕」こと「荒良々木暦(あららき・こよみ)」が迷子の小学生「八九寺真宵(はちくじ・まよい)」と出会うことから始まります。
(・・にしても、この人の話って、いつも登場人物の名前がスゴイ・・。いろんな意味で。)

真宵ちゃんは、両親が離婚してしまったために離れ離れになってしまった母親に会うために、その家を訪ねて来たはいいが、道に迷ってしまったのです。
それを見かけた荒良々木くんは、手を貸してやろうと声を掛けます。

が。

「話しかけないでください。あなたのことが嫌いです」

これが、真宵ちゃんの、荒良々木くんへの第一声でした(笑)。
すごいな、しかし。
なんで西尾さんの小説って、主人公の男の子が周りの女の子からボロクソに言われるんだろう??
「クビキリサイクル」の「いーちゃん」も、なんかよく分からないまま、初対面の人からボロクソに言われてたし・・。
まあ、それが面白かったりするんですが。


【以下、ネタバレを含みます。未読の方はご注意!!】

結局、荒良々木くんと真宵ちゃん、それに荒良々木くんのクラスメイトの戦場ヶ原(せんじょうがはら)ひたぎちゃん(・・これもすごい名前だ・・)の3人で、真宵ちゃんの目指す家へと向かいます。
ところが、どれだけ行っても辿り着けません。
そして、少女は、
「わたしは蝸牛の迷子だから」
という、コレだけ聞くと全く意味不明な台詞を吐きます。

前作では、吸血鬼だの蟹の妖怪(?)だのが出てきていたらしく、つまりはそういうファンタジーな要素もアリな物語だったようです。
そして今回は、少女自体が蝸牛-「迷い牛」という“妖怪(幽霊)”だったのです。

少女は10年前、離れ離れになった母親に会いに行く途中で、交通事故に遭い、死んでしまったのです。
そして10年。
少女は地縛霊となり、家に帰りたくない人間を迷わす「迷い牛」になったのでした。

結論をバラすと、荒良々木くんは見事真宵ちゃんを母親の家に送り届けることに成功します。
それで、まあ、ハッピーエンドとなるわけですね。


その中で、「怪異とは」とか、「八九寺とは」とかの薀蓄が出てくる辺り、やっぱり京極堂を連想してしまいました。
デビュー作を読んで、その後いきなり最新作を読んだもんだから、「あれ?西尾維新ってこんなだっけ?」と少し思ってしまいました☆

とはいえ、荒良々木くんと戦場ヶ原ちゃん、真宵ちゃんとの会話がリズム良くてとても楽しいところは、「さすが西尾維新!」って感じでした。
ノリツッコミもアリ。
罵詈雑言もアリ。
そして、何故か男子高校生と女子小学生とのマジバトルあり。

やっぱり、この人も言葉の使い方がとても上手いなあ、って感じました。
改めて、「戯言シリーズ」の続きを読んでみようかな、って思いました☆

今回のは320枚ということらしいので、これだけでは本になるにはちょっと薄いのかな?前作と合わせていつか本になるのかもしれないですね。


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この記事に対するコメント
 
 

藍生ちゃんいっぱい本読んでるねぇ!!
ミステリーは全く範囲外だから全然知らないわぁ☆てか最近全然本読んでない…。

忙しくても軽ーく読める本とかあったら教えて欲しいっちゃ☆コンッ
【2005/12/14 22:57】 URL | よしぱん #- [ 編集]


オッケーだっちゃ!
んじゃ、次回はよしぱんちゃん向けの本の紹介をするよん♪
楽しみにしててね!コン!
【2005/12/17 00:06】 URL | 藍生 #- [ 編集]

前作との関係
前作「ひたぎクラブ」とあわせてよむと小学生との関係についてより楽しめます。
【2005/12/20 02:03】 URL | madi #- [ 編集]


>madiさま
コメントありがとうございます♪
「ひたぎクラブ」はまだ本にはなってないですよね?早く本になって欲しいです♪そしたら読めるッ!
【2005/12/20 23:50】 URL | 藍生 #- [ 編集]

 
 
 
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