本が好きで、作家になれたらいいなあ~とか思っている藍生(あをい)が、読んだ本についてや自作の小説について、だらだらと書き綴る日記です。 好きな本の趣味の合う方は、寄って行ってください!
 
 
 
 
 
 
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猫丸先輩の空論 / 倉知淳
 
 
【2005/12/08 21:50】
 
 
ブログ書き始めてまだ1ヶ月も経っていないのに、すでにちょっとサボリ気味です・・。やべ。

前回はやたらと重~くなっちゃったので、今日は一転、ライトなのをご紹介します。

この本は、タイトルからも分かるように、猫丸先輩と言う人が探偵役で、事件を解決(?)するミステリーで、6つの短編から成っています。

が、ここでは、ミステリー定番の殺人事件は起こりません。
これは、「人が死なない推理小説」なんです。
そこが、私がこれを好きな理由のひとつともいえます。

やっぱりミステリーといえば、密室殺人だの、不可能犯罪だの、どうしても血腥~い話になってしまいます。
もちろん、その謎が複雑であればあるほど面白いんですが、やっぱり本の中のこととはいえ、人が次々殺されるのは気持ちのいいもんじゃないですしね。

その点、「猫丸先輩」は日常に起こった些細な不思議を論理的に解き明かす、というもので、ミステリーなのにとてもほのぼのしています。

ちなみに、この「空論」はシリーズ2作目で、1作目に「猫丸先輩の推測」というのがあります。

この「空論」に収録されているのは、次のお話です。

■毎朝ベランダに置かれている、水入りのペットボトルの謎
■交通事故の現場に呼びつけられた複数のタクシーの謎
■子猫虐待?!の謎
■スイカ割り大会のスイカが割られるの謎
■超大食い少女、大食いチャレンジ直前に逃亡の謎
■夜のオフィス、近づいてくる電話の謎

どれも、事件というものでもないし、解決しなくても特に問題ないようなものばかりです。
そこで、猫丸先輩はあちこちにふらりと顔を出し、それらの謎をさらりと解いてしまいます。

「解く」といっても、あくまで「空論」。
猫丸先輩は、謎解きの前にいつも、
「これが当たっているかどうか分からないけど、一応の解釈は付いたよ。本当かどうかは、保証しないけどね」
と言います。
推理が合っているかどうかまで、物語で明かされることもありません。
それでも、猫丸先輩の推理は論理的に筋が通っていて、納得できるものなので、それでOKなのです。

この猫丸先輩という人は、どういう人かというと。

年は30過ぎなので、まあ、おっさんです。(・・30間近の立場で言うと、まだお兄さん、と言いたいけど)
けれどその外見は、超童顔。
体格も小柄で、いつも黒くて大きめの上着を「ぞろりと」羽織っています。
顔も小さく、長い前髪が眉の下までふっさりと垂れている。
全体的に黒猫を連想させる男です。

そんな見た目のかわいらしさから打って変わって、とっても口が悪い。後輩の八木沢くんはいつもボロクソに言われ放題です。
しかもやたらとおっさんくさいしゃべり方。
相手に向かって「お前さん」とか、「~じゃありませんよ」とか、江戸時代のご隠居かよ、っていうしゃべり方なんです。
これってどうよ?
作者もまだ40半ばなのに・・・。なんでこんな、おっさんくさいというよりもじじくさい気がするなあ。(^^;

その推理は、一見全く関係ないような例を出し、話がそれたかと思わせておいて、実はそれが事件の謎を解く鍵になっている、というものです。
なんかこの辺り、ちょっと京極堂と似てる・・かも??


今のところ、講談社ノベルスで出ている「猫丸先輩」シリーズは「推論」と「空論」だけですが、他の出版社から出ている本で猫丸先輩の出ているものがあるらしいです。
また、探して読んでみようっと♪
ちなみに、イラストもとってもかわいいです。(*^^*)


コレを読んで、「猫丸先輩の空論」を読んでみようかな~とか思った人は、是非一票入れてやって下サイ!→人気blogランキング参加中!!




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この記事に対するコメント
 
 

この本は全く知らなかったけど、確かに読んでみたいと思っちゃった☆
私も人が死ぬ系は苦手やし、こういう推理の方が楽しそう!
【2005/12/11 00:44】 URL | よしぱん #- [ 編集]


是非読んでみてね♪
短編集やから読みやすいよっ(^^)v
【2005/12/11 21:24】 URL | 藍生 #- [ 編集]

 
 
 
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